三重県津市 レーモンドホール:三重大学構内
場所:〒514-0837 三重県津市三重大学構内
2010年9月14~9/25までの期間行われた「札幌聖ミカエル協会」とアントニン・レーモンド展(※三重大学のサイトへ)で特別公開されました。
現地カンバンより引用
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構造・形式:木造平屋建て 切妻造 建築面積 230平方メートル 建築 昭和26年
「三重大学レーモンドホール」は、大谷町にあった三重県立大学の付属図書館として昭和26年(1951)に建設された。昭和44年(1969)、大学の移転に伴い現在地に解体移築され、大学が三重大学に移管された後も食堂として利用され、昭和51年(1976)頃からは展示物の保管場所となっている。 建物は東西約25.5m、南北9.1mの長方形である。屋根は鉄板葺の切妻造で、購買は緩やかで軒の出が深い。北面はガラス窓、南・西面は前面に引き違いガラス戸が用いられ、柱・棟木・垂木・梁などの構造材には丸太材がおおく使用されている。
設計はアントニン・レーモンドれある。レーモンドは、大正8年(1919)に帝国ホテル建設を補佐するために来日したが、その後も日本に留まり数多くの建築を手がけ、日本人建築家を育てるなど日本近代建築の父とよばれた人物である。
レーモンドは戦後に丸太材を構造材とする一連の建築を試みているが、この建物はその中でも東京麻布の自邸に次ぐ早期の作品で、戦後の木造建築デザインの好例である。
Raymond Hall
In 1951(Shouwa26),it was built as an attached Library of Mie prefecture university. It's main charcteristic is the use of logs in it's construction. The architect, Antonin Raymond, is called the father of modern Japanese architecture.
津市教育委員会
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登録有形文化財 第24-0047号
レーモンドホールは、三重大学南門を入ってスグ右側にある赤い屋根の木造建築物で 建物の近くにはレーモンドホールについて解説するカンバンが設置されています。また、入り口付には 登録有形文化財の銘板が取り付けられています。
閉まっている時
特別公開
東側から (伊勢湾側)
内部 西側を見る方向
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