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記録 子供会で行った流しそうめん編/2014年06月開催
大きなイベントと違って個人的なイベントで行った「流しそうめん」の記録。
検索しても自分にあったものが出てこなかった。「竹の事/竹を手に入れる」「必用な道具」「流しそうめんで流す水のこと」「流す食べ物の事」「参加者の持ち物」などなど、どれをとっても手探り状態で行うしかなかったので記録として残しておきます。
子供会やご自宅で「流しそうめん」を企画・実現にむけて検索し、この記事をご訪問された方の参考になるとうれしく思います。
難しいけど、子供たちにとってとても楽しいイベントになるようです。
竹の手配や、脚立、お酒のケース、工具などすべてを購入するとなると難しいですが、いろいろ持ち寄って購入するものを少なくする努力が出来れば実現可能ですから企画している方はあきらめずにがんばってください♪♪
竹のきりだし/竹割り
必死だったので写真なし(^^;
親戚の竹林に行き、竹の切り出し。(他人の土地の竹を切るわけにいかないのでここが最初にして最大の難関ですね!)
教えてもらった重要な点は2つ
竹は根元の方から切ること。※中途半端に20cmも30cmも切り株が残っていると危ないし、のちのち邪魔になる。またこの時、切れるにつれて竹にはさまれたノコギリの刃が重く/動かなくなるので、切り目にマイナスドライバーを打ち込んでおくこと。
竹を割るときは、真っ二つでもいいけど、出来れば6/4くらいで割り6の方を使う。
実際、竹を割る作業の時、素人がナタを利用して真っ二つにするのは非常に難しいのが実感です。繊維にそってどうしてもどちらかによっていくので最初に決めて打ち込んだ割合で一本丸ごと割るのが難しかった。
準備/道具類
- 竹の切り出しから、加工までで利用した工具類
- 竹用のノコギリ(新規購入)
- グラインダー
- グラインダーのサビ取り用(中目)
- ハンマー(竹を割るときに利用した大きなハンマーと竹のフシを抜く(割る)ときに利用した小さいハンマー)
- ナタ(竹を割るときに利用した大きなナタと小さいナタ)
- 写真に写っていないけど、針金(最終の組み立ての時に針金でしばって固定した)
- 電動ドリル(竹を固定しやすいように穴あけを行なった時に利用)
- 脚立(いろいろなサイズを多数)
- お酒のケース(多数)
今回、とにかくあるものを最大限利用するために、買ってきたものは 竹用のノコギリと、この下にアップでうつっているサビおとし用と書いてある砥石(正確には砥石じゃないけどグラインダー用のやつです) BSクロスサンダーサイズ100x15(16)mm 中目(エンジ)。
※実は、これよりさらに目の細かい細目という商品も買ったのですが、細目では加工がほとんど進まないので使えませんでした。中目で仕上げは十分!
竹の加工
竹を割る作業には、大きなナタと大きなハンマーを利用して割りました(写真撮影の余裕なし(^^;)
次に竹のフシを小さなハンマーでたたいてパキパキ!とたたきわっていきます。※割れて飛んでくるので近くに子供などがいると危ないです。
この割ったままの状態だと、竹の断面にたくさんの割れたトゲがあります。このままでは流しそうめんを食べる時に怪我をしてしまうので加工が必要。
断面の加工とフシの加工は、グラインダーの通常の砥石でガリガリと削ってしまいました。※木工用をわざわざ買いませんでしたが以下のような感じの仕上がりますので次に、刃を取り替え。
グラインダーのサビ取り用(中目)に取り替えてガタガタの竹の断面部分やフシの部分を削ります。丁寧にかけて手でなぞってもトゲが刺さらない程度にツルツルに仕上げました。
組み立て/組み方
出来た竹を組み合わせて流しそうめんのテスト。ここからが難しかった。
竹を3つ組合せて作ったもの・・・・倒れやすい。
少し改善しても・・・・子供が多数いることを考えると足がひっかかって台を倒す=流しそうめんの竹もこけてしまうので危ない。
しっかりした台を作る・・・安いのSPF材の木をホームセンターで買って作るのも一瞬考えたけど、おおげさすぎるし、出来るだけ少ない予算で楽しめるという趣旨に反する。
ため、自前=もともと持っているモノをかきあつめて台の組み方を試行錯誤しました。
利用したもの。
- 脚立・・・複数・いろいろなサイズを仕事用に持っていたのでいろいろ試す。
- お酒のケース・・・こちらは同じ高さにしかならないがこれも複数持っているので利用してみる。
一回目:おもにお酒のケースで組み立てて竹を支える部分はダンボール。
問題点:お酒のケースを2段/3段くらいまでなら安定しているけど4段積むとかなり不安定。子供がそうめんの流れる部分の竹を手でもったり、もたれたりする可能性があるので安定度に不安がある。
2回目:出来るだけお酒のケースを利用しないで脚立を利用
問題点:まだまだ、不安定。そうめんを流す竹がずれやすい。しかし、一回目よりも安定度高い。
2回の仮組みの結果。脚立を中心に組み立てることにした。そうめんが流れる部分の竹のズレを防止するために竹の両端に穴をあけて、針金で固定することで竹を手でもったり、もたれたりしても横ズレしないようにした。
だいたいの高さのデータは、以下の図のとおり。設置する場所がまったいらではないので結局は調整が必要ですが。。
水
一番近い水道からホースで一番高い場所にもっていき蛇口で水の量を調整しました。
※テスト段階では、ポリタンクの蛇口付きから水を流しました。そうめんを流す水の量はあるのですが、数分で水がなくなるのでタンクの入れ替え(=水の補充)が大変なため厳しい。
流しそうめん本番(子供会にて実施)
流しそうめん当日、現場で組み立てしてみるとやや高さがイマイチの部分もあったので、ダンボールを竹の下にはさんで高さを調節。そうめんもちゃんと流れる角度で楽しく実施することが出来ました。
子供に当日、持ってきてもらうモノ
とってのついたプラスチックなどの割れないコップ・おはし
※これで、当日に容器や割り箸などのゴミなどが出るのを最小限にすることができました。
そうめん以外に流したもの
(一口サイズの)ゼリー。子供になぜか人気ありました(^^;
最後に、もっとよくするには
そうめんは大人1人80g程度を想定していたが、これでは、量が多すぎてたくさんのそうめんがあまってしまい晩御飯もそうめんになってしまった(^^;
そうめんの量は、通常食べる量よりも、かなり少なめでいくほうが良いようだった。流れるそうめんを取りながら食べるのは楽しいようだが、量は器にあるものをたべるよりも時間をかけて食べることになるので減るようす。
2014年8月ようやく一旦ページ完成。
観光みえ 観光情報を掲載している三重県(行政)HP